札幌近郊当別町パン教室:パン屋さんの本格的な技術が

基礎から学べるパン教室を主宰する長野妙子です。

昔は「クープが開けばバゲット!」と思っていました。

(できたと思ったらしげるちゃん)

でも実際には、クープが開くかどうかは、生地の「張り」にかかっています。

捏ね不足では張りが出ず、捏ねすぎれば硬くなり気泡が入りません。

よくバゲットは捏ねすぎないようにと言われますが、どうもそうではないようです。

シンプルに見えて、実はとても奥が深いのです。

(生地が締まっている状態・これが大切))

この夏は本当に暑かったです。ここ北海道でも連日30℃超え。

粉を冷やしても、氷水を使っても、エアコンを効かせても追いつかず…。

そこで気づいたのが、前に使っていた捏ね器。

ポットが内蔵されていて、モーターの熱が生地に直接伝わっていました。

「これでは夏は厳しい」と思い、モーターが内蔵されていないタイプに替えたのです。

正直「これで安心」と思ったのですが、前の機械の感覚が残っていて、思うような状態になりません。

「これは捏ね不足だ!」と時間を延ばすと温度が上がりすぎてしまう…。

仕方なく保冷剤を使いながら調整し、それでも張りや艶はつかみきれず。

そこで考えを変えて、パンチで繋いでいく方法を取り入れるようになりました。

こうした試行錯誤の中で気づいたこともあります。

捏ね時間よりも生地の状態を見ること。

機械任せにせず、自分の手で確かめること。

そして新しい環境では、自分なりの基準を作ること。

まだ模索中ですが、その過程も大切だと思います。

失敗のたびに「次はもっと良くなるはず」と思えることが、力になるのだと感じています。

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